【NieR Re[in]carnation】の残酷で美しい世界感がヤヴァ過ぎ!魅力を徹底解説します!

NieRアイキャッチ

スクウェア・エニックスの大人気ゲーム
「NieR Re[in]carnation 」(ニーア リィンカネーション/通称リンカネ)が2021年2月18日サービス開始しました。

スクエニが企画&制作、アプリボットが開発をしたゲームです。

ダークな世界観とプレーヤーの予想を裏切る物語性で人々を魅了し続ける大人気「NieR(ニーア)シリーズ」。その最新作がこのリンカネです。

ストーリーは『檻(ケージ)』と呼ばれる謎めいた巨大な建物の中で、主人公の『白い少女』が目覚めるところから始まります。

少女はここが何処で、自分は誰なのか分かりません。プレイヤーはケージ内に点在する武器に眠る記憶の歪みを正して、少女が失ったモノを取り戻していきます。

何故記憶を失ったのか?

この謎の建物は一体何なのか?

無慈悲な残酷さと美しさ。

その独特の世界観で、プレイヤーの心を掴んで離さないニーアシリーズ。最新作リンカネを大解説していきたいと思います。

NieR Re[in]carnationって一体どんなゲーム?

NieR Re[in]carnationはどんなゲーム

ここで少しだけ、ニーアシリーズの歴史について少し触れたいと思います。

NieR Re[in]carnationの系譜について

NieR Re[in]carnation(以下リンカネ)は、NieR(ニーア)シリーズ最新作だと説明しましたが《NieRシリーズ》って何?と思われた方も多いのではないでしょうか。

《NieRシリーズ》とは、2003年9月11日にスクエニからPlayStation2用に発売された、鬱ゲームの傑作として名高い『DRAG-ON DRAGOON(以下DOD)』に由来します。

DODを手掛けたチームと同じチームが開発しています。

シリーズ3まで出たDODとNieRシリーズは同じ世界観で繋がっており、NieRシリーズにはリンカネの他に第一作『NieR RepliCant(PlayStation3)/NieR Gestalt(Xbox 360)』と第二作『NieR:Automata(PlayStation4)』があります。

これらのゲームは同じ世界観を共有しているものの、ストーリーはそれぞれが独立している為、どの作品から始めても楽しむ事が出来ます。

同じ世界観なので、共通するキャラなどもいますが、そもそも時間軸がかなり離れた設定になっています。

ですので、あまり気にせずにプレイして問題はありません。

リンカネもNieRシリーズである以上、何かしらの繋がりはあるでしょうが、他の作品をやった事がない人でも楽しめる事間違いナシだと思います。

NieR Re[in]carnationのゲームシステム

NieRゲームシステム

リンカネは3人で編成されたパーティでストーリーを進めていくアクションRPGで、コマンド式のセミオートバトルとなっています。

セミオートバトル機能なので、通常のバトルモードにおいては自動的に攻撃が行われますが、他のスキル(ウェポンスキル/キャラスキル/オトモスキル)に関しては、任意のタイミングで手動プレイしなければなりません。

通常バトルモードでは、攻撃順番は敏捷の値によって決まり、全キャラクターが一定間隔で自動的に攻撃します。

ウェポンスキルとオトモスキルは時間経過によってゲージが上昇し最大値に達すると使用可能(オトモスキルは1バトル1回のみ)となります。

キャラスキルは攻撃をするか受けるでゲージが上昇します。

また、コマンド式セミオートバトルであるものの、コンボを沢山出してダメージを大きく与える事も可能です。

NieRワールド全開、その魅力とは

NieRゲームシステム

わたしがハマったニーアの世界について、もう少し話をさせてください。笑

散りばめられた幾重にも重なる物語

ケージ内の各所に《黒いカカシ》があります。その黒いカカシの場所で、物語が進んで行きます。この散りばめられた物語を辿る事がリンカネの醍醐味と言っても過言ではありません。

残酷で美しいリンカネの世界観がそこにはあります。NieRシリーズにどハマりする人達はこの世界観にハマっているのです。

悲しいモノ、せつないモノ、単純なハッピーエンドは少なく後を引く物語ばかりです。

幾重にも物語は重なり、リンカネワールド全開です。声で読み上げられいく物語は、プレイヤーの郷愁を誘います。スマホゲームは数多存在しますが、物語で魅力するゲームは少ないと思います。

美しいグラフィックで作る世界

とにかくグラフィックが美しいのです。ケージ自体の構造も作り込まれていますし、細部に渡って細かな演出が目立ちます。

例えば砂が落ちる演出。これだけで場面としてのケージはそこに意味を持ち、単なる場所ではなく物語の一部としての存在感を放ちます。

カメラワークにもこだわりを感じ、リンカネワールドに引き込まれて行く事間違いなしです。

点在する物語とミニゲーム

リンカネにはメインとなる物語の他にも、沢山の物語が散りばめられています。《ウェポンストーリー》と呼ばれる、手に入れた武器一つ一つにも物語が存在するのです。

武器の中に刻まれた、昔の所有者の物語や、その武器に関わる物語などがあります。サラッと読み流すには勿体ないだけでなく、重要な設定が隠されたりしています。

単なる武器の物語、ではなくリンカネワールドの一部なのです。リンカネの世界は一度には全てを開かず、まだ分からない物語が沢山あるのですが、実は中に入れなかった物語もあるのです。

それは設定資料集で見る事が出来るのですが、NieRシリーズファンにとってはこの設定資料集を読み込むのは必須。ゲームの世界の外でもNieR愛は止まりません。

ガチャ、課金について

NieRガチャ課金について

ここで少し、ガチャと課金について触れたいと思います。

ガチャが回しやすくてありがたい

リンカネのガチャは基本的に武器が出て来ます。最高ランクの星4武器の排出率は5%となかなかの高確率だと感じます。

が、しかし実はリンカネのキャラはこの武器の一緒にガチャで出て来るのです。なので、星4武器+キャラで排出率を見ると2%の変わってきます。

なかなか厳しいですね。課金料金は10連ガチャで3000円位となっています。被った武器は限界突破用の素材として使用されます。

スクエニのガチャには渋い印象を持っている人も多いと思いますが、リンカネの場合、課金の他にクエスト初回クリア報酬でも、ダイヤが180個もらえます。

17回クリアすれば10連ガチャが出来ます。物語を進めていくと、必然的にもらえていくのでありがたいですね。

リンカネの育成システムについて

リンカネは育成システムについても、こだわりがあります。単純にレベルを上げれば良い、というのでは終わらないのがNieRシリーズ。

レベルには上限があり、単純に進めていくと限界が来てしまいます。

ガチャから出る武器も数が限られているので、単に課金すれば済む話ではないのです。

そこからがNieR愛が確かめられていくのです。クエストをやり込んでいく必要があるのです。そして、どんどんとNieRワールドに堕ちていく。

キャラのレベル以外にも《武器》《オトモ》《メモリー》にもそれぞれレベルがあります。

又《スキルレベル》があり、レベルは限界に来たとしても、ドンドンと強さが上がっていきます。この独特の育成システム自体が、NieRが特別である証の1つになっていると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

DODから脈々と受け継がれる世界観。単純なアクションRPGではない、異色の存在であるNieRシリーズ。リンカネ登場を待ちに待っていた人も多いのではないでしょうか。

美しいグラフィックで彩られた、儚い世界の中で繰り広げられる、残酷で美しい物語。

一度迷い込んだ者の心を掴んだ離さない、NieRワールド。是非、一度お試し下さい。